昼前に目覚めて、留守番している犬の調子が悪いみたいだから見に行ってくれないか、との依頼を受け、起きたて5分、パジャマに上着を羽織り、つっかけで慌てて向かう。犬、確かに調子は悪そうだったけれど病院へ行くほどではないので良かった。回復してきたらしい犬にオヤツを渡したり、そばで眠ったりして家主が戻るのを待った。ありがとう、なんて普段言われない言葉をもらえて、ありがとうだって、と、犬とこっそり笑い合っていた。そのあとはすぐに帰宅。犬の家、好きなの食べてていいよと言われたので目につくもの食べ尽くしていたら呆れられた。自宅の食糧が少なくなってきたので、食いだめしている。
体調が良くなる方法、例えば運動とかサプリとか、小麦を摂らないなんてこととか本当は、そんなことしなくても元気なときは元気だし、体調悪くなるときには悪くなるのだ。でもあんまり認めたくない事実でもある。結果には原因が欲しいのだ（いま調子が悪いのは、小麦を食べたせいだ、など）。けれど、今日少しだけ読んだアドラー心理学の本は、結果と原因は結びつかなくて（たとえば、両親が離婚した人が全員不幸になるわけではない）、結果は自分が望んだからそうなっている、と書いてあった。つまり、私が体調を悪くして仕事を休み、現在も思ったような回復が見込めていないのは、私がそうしたいから（休んでいたいから）体調がいつまでも良くならない、ということになるらしい。ここまで読んで本を閉じた。この本を読むのは2回目だが、前回も読むのが嫌になってしまったんだった。ただ、ひとまず最後まで読もう。まだあまり文字が入ってこないので流し読みでも良いか。
カウンセラーからカウンセリングの日程を延期して欲しいとの連絡が来た。明日はデイケアがある。全部やりたくなさすぎる。今日のように、誰もいない家で犬を撫でながら、コタツに入って国会中継を眺めていたい。デイケア行きたくない。えらい、えらいと私を褒めるのがつらいなと思う。前も言ったかもしれないけれど、今の自分がえらいのならば、以前の、普通の人になろうとがんばっていた私がかわいそうなので。
自分のコップを大きくするにはどうすれば良いのかな。やはり、根本を変える？あまり変わりたくないし、時間がかかる。それに、そういうんじゃなくて気力みたいなところで容量を増やしたいのだけれど。寝ていても増えないことが証明されている。かといって活動（しすぎる）と水があふれてしまうし。かなり難しい。
