日記

2022/10/30 休職60日目 ○

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この間まで一生寝たきりかもしれないと思っていたのが嘘みたいにハッキリしている。生きられることが分かると、次には仕事の問題や、お金の問題、私は何をしたいのかという世俗的なことを考えるようになる。そろそろ答えを出さなくてはいけないのに、まだ揺らいでいる。

脳みその中身が詰まってくるにつれて妄想がひどくなる。人にころされてしまうのではないか、本当は重篤な病気をかかえているのではないか、私が寝たら部屋に誰か入ってくるのではないか、退職したらひどく後悔することになるのではないかなど。

好きな人から良い気持ちを吸い取って、代わりに悪い気持ちを押しつけてしまっていないかとても怖い。無意識のうちにやっているかもしれないのでなるべく窓を閉めているのだけれど、いつのまにか勝手に開けて飛び出しているときがある。いつももらってばかりだ。私はなんにも与えられていない。ちゃんと、元気になったらたくさん贈り物したい。

好きです、いつも考えています、あなたが幸せになりますようにと思っても言えず、それは願うことしかできない。願うだけで何も与えられないまま遠くから見ていることしかできないのは実は好きではないのかな。でも本当に、よい人生を送ってくれますようにと願っていて、いつかちゃんと伝えたいと思っている。その通りの言葉をツイートするのでは嘘なのだ。できるだろうか? 人のために生きることはいいな、羨ましいかもしれない。そうなれたら素敵なことだな。