床の上で起きた。7時くらい。昨日はいつの間にか寝てしまったんだった。ちゃんと布団の上で寝なかったのは久しぶりだった。体中が固まってしまって、少し動いただけで骨がミシミシと音を立ててるのがわかった。昨日で仕事が落ち着いたので、布団をひいて本格的に寝なおすことにした。起きたら10時。メールが来ている。明日の結婚式の二次会の受付をやってほしいとのこと。まじか。最近一週間に平均一人としか会話していないので、ちゃんとできるか不安だった。そもそも私は受付とか、そんなことするキャラじゃないし。でも、オナクラではきちんと接客できてたし、褒めてもらえたし、きっと大丈夫。了承した。いざとなったら皆、オナクラのお客さんだと思いながら頑張ればいい。あそこにいるときは、私はとてもニコニコ笑顔でいられているらしいので。メール返したり、ご祝儀袋用意したり、仕事の文章を書いたりしてたら、いつの間にか18時。急いで散歩に行く。最近とりつかれたように散歩へ行ってる。今日のテーマソングはハヌマーン。今日は何となく、明るい音楽を聴く気分ではなかったので。ハヌマーンは大学生の頃よく聞いていた。外は曇っていて、いつ雨が降り出してもおかしくなかった。歩くだけで、目に見えないくらいの水分が、私にまとわりついてくるようだった。そのせいで、息も上手くできない。水の中にいるみたい。道端の花の匂いも今日はやけに強かった。きっとカラッと晴れていて乾燥している日は、花の匂いはもっと広く行きわたっていく。今日は空気がその場にとどまりすぎていた。家に帰って、ご飯を食べたら、明日の結婚式の準備をした。明日は久しぶりによそゆきの私が出てくる。応援の意味をこめて、ずっと取っておいたスナック菓子を食べた。一袋まるまる食べてしまったので、明日吹き出物が出たら元も子もない。明日は久しぶりに大学時代につきあっていた人が来る。私は何度も（ここでは初めてだけれど）、この大学時代につきあっていた人のことを話に出すけれど、未練があるわけではない。嘘つきました。まあ、まだ好きというわけではなくて、人としてはまだ好きではあるけれど、その人は私の大学時代を具現化したような人なので、特別な思いがあるというわけ。私は誰かに執着することがあんまりなくて、その人が（たぶん）幸せになれていることは本当にめでたいと思うんだけれど、その人を見ると私の人生の過ちを思い知らされるので、胸がギューとなってしまう。それと同じように、前の会社で一緒に働いていた人とご飯に行く度にギューとなってしまうので、あんまり会いたくないなと思っている。とにかく明日はひどく疲れるだろうから、今日は早く眠ろう。いつもギリギリにならないとやらないのに、なぜか今日はすでに明日の準備が終わってしまった。
