日記

4/30の日記:私に何かあったときに開けてもらう手紙を書いた

6時半に目覚める。今日から仕事だと思っていたら日にちを間違えていて、明日からだった。何だか損した気分(休みだとわかっていたら、昨日も飲酒できたのに)。

昨日の夜から、私が死んだときのことを考えている。死んだら天国へ行けるのか、みたいな話ではなくて(そういうことを考えるときもあるけれど)、手続きとかの事務的な話。今のままでは私が死んだことを皆に知らせる手段がない。

よく考えてみると、私が死んだのを自然に気づいてくれるのって、親族しかいない。人からの連絡を半年くらい返さないこともあるから、音信不通になっても「また面倒になって無視してるんだな」くらいにしか思われない気がする(返信しなくて、本当にごめんなさい)。インターネットも更新しなくなるだけなので、「あいつ、最近見ないな」くらいにしか思われない。私だって、絶対にそう思うし。

もし今部屋の中でぱたりといったら、親族には知らされるとしても、親族は私の交友関係をほとんど知らないので、私の死が広まっていかないのが困るな。誰と仲良くしているのかとか、どんなところから仕事をもらっているのかとか。全ての情報は携帯やパソコンに入っているのだけど、ロックがかかっているから簡単にはわからない。それに、死んでから携帯やパソコンを見られるのはめちゃくちゃ嫌だな……。

ということで、いろんな手続きとかに役立ちそうな事項を紙に書いておくことにした。死んだことを伝えてほしい人の連絡先や、保険や口座やカードの情報など。とりあえず思いつくことは全て書いた。さよならの言葉は、そういう目的のものではないので書かなかった。

ただ、インターネットの人に伝える方法が思いつかなくて、うーんという感じだ。特定のアドレスにメールを送ったらツイートしてくれる、みたいなシステムを作れたらよかったのに……(やっぱりプログラマーはすごい)。

必要なことを全て書いたらちょっと心が軽くなった。すこしでも未練を残さずに終わりにできそう。うんうん、立つ鳥跡を濁さずだ(念のため書いておきますが、私はいたって正常で、毎日がんばって生きてます。今日だって、医療保険に入ったし、ペンタブも買いました)。ただ、もし生きるのが楽しかったとしても、死ぬつもりはなかったとしても、こういうことは、ちゃんとしておいたほうがいいはずだ。どんなに若くても健康的でもお金持ちでも頭がよくても、たくさんの人に好かれているような人であっても、やっぱり死ぬときは死んでしまうので。