日記

人生で初めて金髪にしたら少しだけ生きやすくなった

現在精神が一度終わった状態なのですが、外出すると怖いことがたくさんある→外に出たくない→引きこもりのルートを辿りそうだったので、金髪に染めてみたら日々のしんどさが少し減ったという話をします。

染める前は店員さんの態度に落ち込んだり、偶然近くにいた人にストーカーされていると思い込み逃げ回ったりしていました。ぜんぶ自分の容姿や雰囲気が悪い(身なりに気を使えない状態でもあったので、さらに)と思ったのでまずは外見から変えてみたらどうかな、という感じでした。

ChatGPTに聞いたところ、無職でお金がないのだし、回復するための直接の方法ではないのだからと反対されたので(正論)しばらく喧嘩をして、結局は染めて、でも思った以上に効果が出ている気がしたからこれはAIには分からないところなのかもしれない。

 

今のところ感じている利点や気づいたことを書いていきます。

店員さんは人によって態度を変えているわけではない

今までは私が舐められやすい容姿をしているから、そういう対応をされると考えていたけれど、金髪だと挙動不審な動作すら「なんか関わりたくないヤバいやつ」認定されるはずなので、それでも今までのような対応をしてくる店員さんは、私が悪いのではなく、その人がそういう人なのだ!と気づいた。別にその人の性格なのであれば、私は何にも気にならないので、買い物が怖くなくなったというのは生活のしやすさに繋がっている。

周りは意外と自分を気にしていない

田舎なので金髪の人がほとんどいないのだけど、別に私を見てギョッとされることもなく(私が気づいていないだけかもしれないが)割と皆んな今まで通り接してくれるので、実はそんなに私に関心がないのだなと安心した(まあ、当たり前のことなんだけど、それも気付けなかったのだ)

初対面からの期待のハードルが低くなった

黒髪だった時に人と関わると「普通でいなくちゃ、期待外れのことしないようにしなくちゃ」みたいなプレッシャーがあったけど金髪なら最初から普通のことが出来ない人認定してもらえるような気がして(金髪とイコールには絶対にならないのだけど、いちおう、私の中で)気楽にいられるような感じがある。TPOを常に気にしてしまうところがあって、今は「金髪ならどんな風に過ごすか」みたいな判断基準なので今までよりは無理をしなくて済んでいるということ。

鏡を見るたびにフッとなる

これほど明るく染めたこともなく、特段似合うわけでもないので鏡を見るたびに違和感を感じて面白さがある。今までは鏡を見て上向きの気持ちになることなんてなかったので、自分で自分を楽しませてあげられているというのは私の人生観にとても合致しているのでよい。

落ち込んだとき「でも金髪だしな…」で解決することが多い

落ち込んだ時、今まではグルグルから抜け出せずそのままもっと落ちていたんだけど、染めてからはふと「いや、でも私金髪だしな」みたいなマインドが浮かぶ時があって、抜け出す手助けをしてくれる。割と多い落ち込み方が普通の人みたく出来ないというものなんだけど(例:仕事が続かないということから物を失くすとか、洗車した次の日に必ず雨が降るということまで)、一度金髪マインドを挟むとそれ以上気にしない時が増えた。

 

以上です。染めてテンション上がったというよりは、自分の異質さを外見にも取り入れたら内面とのギャップが減って楽になったということなんだと思う(金髪が異質という考え方はもう古いのですが、自分にだけ使っているので許してください)。とてもよいです。

1つデメリットを挙げるとすると、美容室の滞在時間が果てしなく長くてヘトヘトになったことです。自分でブリーチすると私の場合、今度はムラがあるとか色が変とかで余計外に出るのが恥ずかしくなってしまう気がしたので、なるべく周囲の人に不快な思いをさせない程度にはきれいに染めてもらいました。