日記

2023/01/30 休職152日目40%

【問題】診察でいきなり泣いてしまいました。なぜでしょう?

【答】受付に設置されていた体温測定器に何度近づいても私だけ反応しなかったから

本当にばかみたいで情けなくなる。

数分格闘したものの体温測定器が一向に反応せず、待合室の人々からジロジロと見られている気がして諦めて座る。その後来た人たちは簡単に反応しており、もうそれで駄目になった。私は存在しないほうが良いのだという気分になってきて、座っているのもやっとだった。診察はいつもと同じように、どうですか、という問いかけから開始されて、あまり変わりがないことを話しているうちに脈絡もなく泣いてしまった。すみませんと謝って、受付の体温測定器が反応しなかったので……となるべく軽く、笑うように言いながら泣いていた。先生は特に動揺した様子を見せず「体温が低かったんじゃない」とか言っていて、好きだな。あんまり気にしないようにしてくれたのでしばらくしたら落ち着いた。そうして、復職はまだ難しいとの診断があって(体温測定器で泣いていたら、そうかもしれないと自分でも思う)、会社に相談してみますと答えた。

数日前からずっと、会社に休職延長の申し出をすることに対して不安でいっぱいになっていて、それだけで具合が悪くなっていたのに、いざ連絡してみたらあっさりと許可をもらって、そうしたら胸の中の大きな石がスーッと消えてなくなった。会社に対して抱いていた恐怖心なども無くなって、また前みたいに働けるかもしれない、ちゃんと上手くやれるかもしれない、なんて考えが出てきている。理由はとても良く知っていて、でも、その名前のびょうきになっている自分がどうしても許せないので認めたくない。数日前はご飯も喉を通らなかったのに、今日は爆食している。出来事に対して気分反応があること、過眠の日もあること、食事はちゃんと取れていること、朝よりも夜に泣くときが多いこと、すべてがその特徴に当てはまっていて、悲しい。

嫌いな人たちと同じ特徴をいくつも持っている。自分はそうなりたくないと思っているのに、調べれば調べるほどに当てはまっていく。休職を延長してもらったのも引き延ばしでしかなく、甘えだという思いが抜けない。