日記

2022/11/19 休職80日目 30%

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午後、天気が良いのでベランダの窓を開けて日向ぼっこをする。ジッと座り膝にぬいぐるみを載せて撫でるなどして光合成を行なっていた。しばらくすると大きく開けた窓から黒いものが部屋に入って来た。少し小さくて近づいても襲って来なかったので(いま考えると無鉄砲に近寄ったのがおそろしい)アブだと判断して、対象から目を離さないようにしながらハチ・アブ用スプレーを落ち着いて開封し、冷静に安全装置を外す。対象が逃げられない場所へ向かったのを見届けて照準を合わせ噴射する。一度に長時間噴射すると煙で見失うので注意しなければならない。羽音が段々と弱くなるにつれて死が近づいているのが分かった。それでも完全に聞こえなくなるまで何度も噴射し続けなければなかった。自らの銃で殺害した人間を悲しげに見る殺し屋「本当はこんなことしたくないのに」←完全にこれだった。 殺りく兵器として造られたロボットに心が宿るものの命令には従わなければならず、自分の力で人が死んでいく「本当はこんなことしたくないのに」←これでもあった。

動かなくなった対象者を割り箸で摘み上げまじまじと見たらアブじゃなくてハチだった。ハチ、部屋に入って来すぎるの辞めてくれ〜。お互い平和に暮らしたいよ。

日記。首をしめられる夢を見て夜中に起きた。排泄と食事と日向ぼっこと、ハチ退治以外はベッドに倒れていた。せっかく数ヶ月かけて回復させた結果が全て駄目になっていて笑える。