日記

2022/08/24

人から嫌なことをされると、その部分だけすっかり忘れてしまう。何も覚えていられないので、同じことを繰り返したり、ひどい目にあったのにまた仲良くしてしまったりする。好きだった人には長所だねと褒めてもらったけれど、ちゃんと覚えておかなければいけないこともあって、だから今日は日記ではなく記録だ。

睡眠は失敗した。寝付くのに時間がかかったのと、夜中に目が覚めてしばらく眠れなかった。

日に日に体調は悪くなっていて、でも本当かどうかは分からない。私が勝手に、今は体調不良の方が何かと便利だと判断して身体がそうなっている可能性もある。まあ、とりあえず体調は悪い。

会社の人皆んなが働いている場所で、休職に関する話を大声でされた。かなりセンシティブな話題も含まれていて、ストレスを感じる。前日に向精神薬を飲んだものの、今日は効いているそぶりは全くない(もう飲まない)。ただ、薬の効果なのか脳がシャットダウンしているからなのか、ずっとボーっとしていて焦点が合わないまま「はあ」「どちらでも良いです」「分かりません(沈黙)」を機械のように延々と繰り返していたので頭のおかしい人だと思われることに成功した。それからずっと変な受け答えばかりしていたらイラつかれたり頭を抱えられたりしたけれど、なんだかそれも別に何とも思わなかった。体調が良くなればちゃんとごめんなさいと思えるのかな?

会社の人全員が聞き耳を立てている中で話は進んでいって、やはりこの人は自分のことしか考えていないのだなというのと(まあ、当たり前だ)、本当に月末まで何が何でも働かせるつもりなのだなということがとてもよく浮き彫りになっていて、やっと目が覚めた気がする。今までだって何回も、甘い言葉(条件)で誘っておいて蓋を開けてみたら全く違うとか、どの結果になっても自分は悪くないように状況を持っていくとかされていたのだ。ずっと、ずっとだ。命の恩人だからと、この人のためにがんばりたいと本気で思っていた数年前の私のためにがんばってきたけれど、これ以上がんばれそうにない。恩知らずだと思われても、もういいや。

私の仕事はすでに終わっているのに空いた日に関係ない仕事をさせられそうになった。まあ、結果としてすることになった。もう良いのだ。きみがどれだけ体調が悪いか知らないからさ、と言われたけれど私はちゃんと医者が書いた診断書出してる(見ないでキャビネットの奥のほうにしまわれた)。働いてほしいけれど、体調は大丈夫なのと、心配なんてぜったいしていないことが分かる言葉をかけられて「まあ、体調はこっちで何とかやりますので……」なんて答えているのがどうしようもなく情けなくなって声を詰まらせてしまったら、泣きそうになってるじゃん!(笑)と大声で言われて会社の人全員にオバサンが泣きそうになっていたことがバレた。

誇張なしで命を救ってくれた人だったので、最初からいままでずっと尽くしてきて、最近も決断に迷うことがあったけれど、もう一緒にやっていくのは無理かもしれない。

ただ、私はすごく忘れっぽいので、こうして記録しておいて、数か月後、アホみたいに悩んでいた時には、今日の日記を読み返して、意思を強く持とうと思っている。

とにかく今日はほとんど初めてといって良いほど、人前で上手くいたいという気持ち無しで生活した1日だった。周りの人にはおかしいと思われたり、嫌われたりしたみたいだけれど、あんまり気にならなかった。