日記

コミティア131の感想

2/9に東京で開催されたコミティア131にサークル参加をしてきました。参加した感想と、買った本の感想を書きます。

当日はスペースまでお越し頂き、本当にありがとうございました。直接お話できることが、私の励みとなっております。

コミティアに出た感想

前回から2回連続でサークル参加をした。前回出した風俗嬢の漫画が、「ティアズマガジン」というコミティアのカタログで紹介されているとのこと。これは、私の本を買って、感想を運営に送って下さった方のおかげです。

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簡潔に、それでいて内容が気になるような紹介文をありがとうございました。本当に本当に、めちゃくちゃに感謝しています。そして、よい感想も悪い感想も、もらって嬉しい派なので、気にせず教えて下さい。

あと、「よい本だな」と思った本の感想は、作者だけではなく、運営にも送ってあげると、ホームページに掲載されて作者の励みになるだけじゃなくて、その感想がティアズマガジンに載ることがあれば、サークルさんへの最高の応援になると思います。だからこれからは私もたくさん送ろうと思いました。インターネットでもハガキでも送れるらしいです。

それほどまでに、ティアズマガジンに載るということは、たくさんの人に見てもらえるチャンスがあるということなので。ティアズマガジンに載ると、それを見た人が買いに来てくれたり、席がよい配置になったり、抽選がある場合でも、絶対にスペースが確保できたりする。

今回の反省点としては、ティアズマガジンの影響を甘く見ていたということ。

前回よりは多少大目に持っていったのだけど、お昼くらいに売り切れてしまって、前から読んでくれていた人たちの手に行き渡らなかった。本当にすみませんでした。。まず、前回が赤ちゃんみたいな部数だったのに、それをちょっと増やしたくらいでは意味がなかったのかもしれない…。

ちなみに前回は、午前中は全く見向きされなかったのに、今回は開場してからすぐに来てくれる人がいたので、ティアズマガジンってすごいな……と思った。そりゃ買わなくちゃ入場できないんだから、たくさんの人が読むよな……

だから、今回はボーナス回だったと思って、実力だと勘違いしないように、よく脳みそに言い聞かせなければならない。今回が、特別だったのだと思うことにする。次回も受かれば出たいけど(受かる気があんまりしない)、次はこんな感じではないのは絶対で、でもなるべくたくさんの人に読んでほしいと思うので、うーん、難しいな。部数の問題は、いつまでも解決しない気がする。

でも、本当に、よい経験をさせて頂きました……一生の悔いなし。

ちなみに、もう慣れたからと一人参加してみたけど、疲れるな……両隣り欠席だったし。改めて前回お手伝いしてもらったことのありがたみがわかりました。

**新刊「明日人類が滅亡するなら今日(死にたい)」について

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今までは4コマ漫画を中心に描いていたのだけど、編集部に持ち込みしたら「4コマだけじゃ内容が把握できないから、コマを増やしてみたらどうか」とのアドバイスをもらったので、短編漫画を描いてみた。最初はそれぞれ全く関係ない話として載せるつもりだったのだけど、それでは一冊にする意味がないかな?と思って、同じ時間軸?で生きている人たちという設定にしました。

あの、、タイトルと表紙についてだけ、解説おばさんになっていいですか?「明日人類が滅亡するなら、今日死にたい」というのは、ひねくれていてよい考え方だと思うんです。皆と同じときに死んで自分の死が無意味になってしまうよりは、皆が生きているうちに死んで、少しでも特別扱いされたい、という感じです。でも、実際はそんな勇気はないので、タイトルでは肝心の(死にたい)の部分が自信なさげになっています。表紙の女の子は、屋上?から飛び降りそうで、もうこの世に未練はないようなすっきりとした顔をしているんだけど、実際は未練も恐怖もあるわけです。足のリボンとクマのぬいぐるみがそれを示しています。これは私のことで、「普段ごちゃごちゃ言ってるけど、結局死ぬのをめちゃくちゃに怖がっている」ダサい私です。

この話、黒歴史になりそうだな…自分の同人誌を解説しているの、痛すぎる。。

無料配布「もう1つの脳内お花畑症候群」について

前日に思い立って4コマ形式の漫画を描いた(そのせいで遅刻)。新刊に「脳内お花畑症候群」という話があるんだけど、元々こういう話にしようと思っていた。ギャグ漫画寄りだったので、本の雰囲気に合わないと思って内容を変えたものの、忘れられなくて描いてしまった。私は何とかギャグ漫画を描きたいと思っているけれど、いつも上手くいかない。無料配布だったので、インターネットに掲載してもいいですか?

コミティアで買った本の感想

・最高の孫まみちゃん-みぞグミ絵璃さん

やっぱり丁寧で可愛らしい絵だな……。でも、かわいい女の子だけじゃなくて、おじいちゃんも、ちゃんと登場しているのがいいな。音を文字に起こしたときの表現が特徴的で、それはまみちゃんの可愛らしさを引き立てていたし、何より、ああ、今は、夏だなとか、夜だなとかが、音でわかる。夏が好きなので、よい気持ちになった……。(たぶんだけど)アナログなのもすてきだし。細かいところに仕掛け(メモ帳にはラッキーカラーと制限時間?など)があったので、ゆっくり読んだ。あと、左から右へとセリフが続いていくコマがいくつかあるのが面白かった。普通は逆なんだけど、違和感なく読めるのですごい。内容もよかったです。私はたぶん、誰かが死んでしまったら、「もっと会っておけばよかった」とか「感謝の気持ちを伝えればよかった」とか、自分を中心に考えてしまうんだけど、こんなふうに考えられるまみちゃんは最高だなと思いました。

・コマギレ-ショルダー肩美さん

最初に読んだときは全くわからなくて「???」という感じだったのだけど、ツイッターでヒントをもらってからは「おお!!」となった。さすがだ。読者参加型の同人誌だった。めちゃくちゃセンスあるな。ただ、私は謎解きがめっぽう弱いので、30分以上考えてもまだスッキリした答えが出せないでいる。ダイヤとおしりの穴が鍵を握っていそうなんだけどな…。今度頭のよい人に見せてみよう。「わかる人だけわかればいい」という感じだ。オモコロに出している漫画もそんな感じなので、突き抜けていてよいな。ご本人以外の人に売り子を頼んでいるというのも、こういう作風だからこそ、本人にも謎があって魅力になる気がする(私はマンスーンさんに500円を渡した。手がふれました)。売り子さんも、完全に気配を消していて「プロ」という感じだった……私もあんなふうに座っていたい。