日記

2021/02/14

昼前に起きて、今日は割と平気な日だなと思ったので、1か月ぶりに水回りを掃除した。今年に入ってから本当に疲れ果てていて、休日は寝ることしかできていなかったので。汚い話だけれど、お風呂にも入れない日々が続いていて、出勤日の朝に慌ててシャワーを浴びる、なんてことが何度もあったから、掃除なんてしている場合じゃなかった。たぶん狂ってる。でも今日は少し大丈夫だったんだ。洗濯もしたし、布団も干した。床の掃除はできなかったけれど。

 

なんだか今日は冬ではなくて、でも春でもないような日だった。きっと今日は神様が特別にくれたおまけの日で、実はカレンダーのどこにも載っていない日なのだけれど、明日がきたら皆んな忘れてしまう。

 

夕方、半年ぶりくらいに散歩へ出かけた。同じアパートの人と鉢合わせして少し話す。仕事以外の人とこんな感じで言葉を交わすのが久しぶりすぎて、そのあとしばらく会話をはんすうしていた。

 

歩きながら、また書いたり描いたりしたいなという気持ちが溢れ出る。私が幸せだったころ、夕方には労働を終わらせて、誰もいない道をゆっくり歩きながら、別の世界のことを考えていた。

 

好きな人に送ったメール、古いアドレスだったので読まれていない可能性が出てきて、そうであれと願っている。戸田真琴さんも、"推し"の世界には干渉したくないと言っていたじゃないか。やってしまったな。気持ちを落ち着かせるために今日も三島由紀夫を音読しよう。