日記

5/30の日記:サウナの精に出会った

今日は7時くらいに自然と目が覚めた。うつぶせで眠ると、スッと眠りにつくことができる気がする。きっと私の内臓たちが、重力に沿って存在することができるので楽みたいだ。仰向けになると、背中とかに邪魔をされてしまって、落ち着かない。ただ、眠りにつく前にふと思ったのだけれど、もしかして、巨乳の人ってうつぶせに眠ることできないのでは。おかげさまで私は胸の部分にぽっかりと空間があるので息を楽にすることができるけれど、ここにスイカがあったら苦しいだろうな。まあ、私には関係のないことだけれど。

それからしばらく布団でウトウトして、10時くらいに本格的に動き始めた。最近すっかり体が固まっているので、久しぶりにラジオ体操をする。今日は特別にラジオ体操第二をした。ラジオ体操第一をしている時は、前職のことを思い出すけれど(毎朝始業前にやっていたので)、第二をしている時は、小学校時代を思い出すみたい。小学生の夏休み、空き地に集まってみんなでラジオ体操をしている。親がかわりばんこに、車のラジオからラジオ体操を流す。今日の当番は私の家で、お父さんが隣で元気にラジオ体操をしていた。

その後は3時間くらいやることをやって、なんとかひと段落したのでサウナへ行くことにした。テレビを見ながらサウナに入れる温泉に狙いを定めて行ったんだけれど、今日はお休みだった。後でホームページを確認したら不定期にお休み(基本的には営業)と書いてあったんだけれど、私は「持ってる」ので、不定期のお休みを引き当ててしまう。

しょうがないので別の温泉へ行った。私は汗をあんまりかかないのだけれど、サウナ、水風呂、休憩と繰り返していくうちに、サウナに少し入っただけでぶわあっと汗が出てくるようになった。首の後ろからぼたぼたと汗がしたたってくるのを感じるのは楽しかった。ただ、噂の「整う」ところには到達することができなかったっぽい。水風呂も休憩もそれなりに気持ちよかったのだけれど。特に水風呂では、これが水なのか私なのか、よくわからない感覚になることができた。

平日だったので人は少なかった。3セット目くらいのサウナに入っていると、女の人が入ってきた(女湯なので当たり前)。私はかなり目が悪いので、その人がどんな顔をしているのかはわからなかった。ただ、肌色なのと、何となく膨らみがあるのが確認できたので、女の人なんだなという感じ。普通サウナでは階段のようなところに座るのだけれど、その人は地べたにトスンと座った。そうして、前から知り合いだったみたいに私に話しかけてきた。上にいて、熱くない?とか、そんな感じのこと。このあたりでは知らない人と会話することはよくあることなんだけれど、声とか話の内容を聞く限り、とても若い人のようだった。たぶん、私と同じくらいか、ちょっと上くらい。普段話しかけてくる知らない人は、年金生活の人ばかりであったので、すこしびっくりしてしまった。そうして、サウナから上がって休憩している時にもお話をした。何だか不思議な話し方をする人で、仕事はサービス業だと言っていた。一緒にお買い物に行ったり、掃除をしたりするとのこと。ずっと考えているけれど、具体的にどんな仕事なのかわからない。買い物や掃除をするサービス業って何なんだ。そこで話している間も、ずっと顔がぼやけたままだった。顔が見えないと、相手の気持ちを理解するための材料を一つ失うことになるので、いつもより緊張してしまう。そうしていつの間にかその人はいなくなってしまったけれど、結局最後までどんな顔をしていたのか知ることはできなかった。もう一度会えたらまたお話してみたいと思うのに、顔もわからないので話しかけることができない。もしかしたらサウナの妖精とかなのかもしれないな。一日に5施設回ってサウナ入りまくったことあるとか言っていたし。

3時間以上サウナに入ったりしていたみたいだ。外に出ると真っ暗になっていた。家に帰ってご飯を食べたりしていたらこんな時間。今日はキュウリとしいたけを手に入れたので、とても豪華なお夕飯だった。チョコのかけらも食べたし。すごく眠たいな。明日の私にがんばってもらうことにして、今日はもう眠ろう。