日記

8/29(土)の日記:自分の写真を撮ってもらった

あー。あー。寝落ちする寸前なのに無理矢理目をこじ開けられているような気分。なんだこれ、発狂しそう。

早起きして撮影。集合して、撮影場所へ行って、写真を撮ってもらう。お化粧もお願いしていたので、顔にいろいろやってもらいながら目の前に並べられた色とりどりの化粧道具を見ていた。左右の目の大きさが極端に違うのだけれど、目の奥をギューとやられたら小さいほうの目が少し大きくなったのでビックリした。これから頻繁にやろう。あと、顔の形がおかしいのでいろんなところをギューとしてもらう。めちゃくちゃ痛かったけど、きれいな人は皆こうやってるんだなと思ったら、自分の何もしてなさに恥ずかしくなる。カメラマンのお姉さん、歳が1つしか違わなかったのにすごくきれいな大人の女性だった。もしかして、私の年齢ってこういう人ばかりなの? 私はいまだに、Tシャツとジーパンとビーチサンダルでその辺を歩き回っているというのに? いまだに、子ども向けアニメのお弁当箱を好んで使っているというのに?

写真、やっぱり撮られ慣れていなくて苦労した。カメラを向けられると無意識にドヤ顔してしまう。正確にはドヤ顔ではなくて、恥とか嫌悪感とかそういうやつが混ざった顔なのだけれど、ふざけた表情になってしまうんだ。最初は何枚か撮ったあとにカメラの画面を見せてくれていたのだけれど、見るたびに私が渋い顔をしていたら見せないでくれるようになった。優しい。

カメラマンのお姉さんは写真を撮るたびにとても褒めてくれて、そういう仕事だからと割り切ろうとしたけれど、やっぱりどうしても受け入れられなくて言われるたびに葛藤が起きてしまい面倒なやつになってしまったな。

あと、これといったポーズが思いつかなかったのでほとんど棒立ち(猫背)だったの申し訳なかったな。お姉さんが気を使ってポーズを指示してくれたのに全然上手く行かなかった。でも、「苔を触って」という指示だけはちゃんとできたと思う。

お姉さんに「大事に大事に育てられたのがよくわかります」みたいなことを言われて、へ~と思った。普段からそう思われることが多いのだけれど、やっぱりたくさんの人を相手にするようなプロの目から見てもそう見えるのか。もしかしたら私って、実はすごく幸せな人生を歩んできたのかな。これでも辛いのに、他の人はどれだけ壮絶な人生なんだ……。すごいな。

ええ……本当に? 私ってそんなにぬくぬく生きてるように見えますか? 

ぬくぬく生きてるか。人生で一度も骨折したことないし。

はあ。

笑顔が嫌いなのと幸せそうな写真はちょっと違うなと思ったので「闇の写真を撮って下さい」という意味のわからない注文をしてお姉さんを困らせてしまった。

写真撮られるのめちゃくちゃ疲れたけれど良い経験になった。データが届くのはもう少し先だけど、緊張するな。やっぱりいつも通りの姿が映っていたら、もう写真写りが悪いせいにはできない。


帰宅して疲れてちょっと寝て、夕方に起きて仕事した。本当に疲れすぎている。もう眠らなくては。明日も仕事(接待みたいなやつ)。断れないからこんなことになる。人に言ったらあなたの態度が付け上がらせてるんだよと言われた。確かに、最初が肝心だったかもしれない。何でもハイハイと言うことを聞いてしまったのがいけなかった。仕事相手に対する態度は一番最初が肝心で、関係のないことはハッキリと断らないと後からすごく苦労する、と昔の会社の上司から言われていたんだった。その通りだった。仕事がすごくできる上司で、言っていることはぜんぶ正しかった。その上司が原因で体調を崩した私は、たぶんいろいろと間違っている。

昨日の洗濯物がまだ干してある。