日記

本を読みたいな

本を読む人が好きで、もうそれだけで十分に好きの理由になる。この間知り合った男の子の家に司馬遼太郎の本が置いてあって、それだけでちょっとグラついてしまった。無機質な文字がただ紙に印刷されているだけなのに、それに泣かされたり、気分が悪くなったり、ドキドキしたりするの不思議だ。テンポの良い文章をスッと読んでまるで本当にその場面に居合わせてるようになるのも好きだし、難しい言葉をひとつひとつ噛みしめながらゆっくり読んでいくのも好きだ。もう何年も本をちゃんと読んでいない。もうすこしで落ち着いて、頭が空っぽになったら、図書館とかでゆっくり本を読んだりしたいと思った。昔読んで衝撃を受けた本をもう一度片っ端から読むのもいいし、最近流行ってる本を読んでみるのもいいなあ。余裕があれば、図書館の片隅に忘れられたように置いてある、しばらく誰も借りてないような本をペラペラめくったりもしたい。