日記

もう一生会わないのであれば生きてても死んでても変わらないのかな

また昔みたいな日記を書きたいと思って昔の日記を読み返していた。あの頃は、毎日全く違うことをしていて、いろんなことを考えたりする余裕があった。文章も、素直な気持ちで書けていたと思う。けれども今は、何だかひねくれた文体でしか書けなくって、日記に書くほどのことしていない。

それはともかく、日記を見ていたら学生時代アルバイトしてたところの社員さんが死んでしまったのを思い出して、確かあんな名前だったなとか、松屋でたまたま会ったけれど上手く話せなかった時のこと思い出していた。もっと仲良くできたらよかったと、今更無理なことを知っているからなのか、そんなこと思ったりしている。そうして、死んでしまった人にはもう会えないけれど、生きてる人でも もう会うことないだろう人はたくさんいることに気づいた。どうせ会えないのはどちらも同じなのに、私がたまに思い出すのは死んでしまった人のほうで、どうしてだろうな、心の奥では、生きていればまたいつか会えるとか思ってるのかもしれない(それは、ぜったいにないのだけれど)。今、たぶんもう会えない皆んなのことを思い出しているけれど、きっと、その人たちも、私の一部(少なくとも髪の毛の一本くらいには)として残り続けてるみたいだ。