日記

5/30の日記:休日残2日

嫌な夢を見た。拳銃で人を撃ったのだけれど、それはそういうルールだからだった。それなのに皆で私のことを責めるし、撃った人はひどい怪我だし、もうどうしようもなくなって逃げてしまった。結局何人かに見つかって、たくさんたくさん殴られていた。

休日のはずだったのだけれど、今の仕事の追加依頼が来たので1日中労働をしていた。私は仕事が出来ない自覚があるので、ちょっと相手から褒められたり頼りにされたりすると、嬉しくなって無理してでも引き受けてしまう。そうしてどんどん引き受けて、バレないように抱え込んで、最後には爆発させてしまう。辛いこともそう。辛いことがあっても、あんまり言わない。嫌だなと思ったら逃げるだけ。見ないふりをするだけ。正面から立ち向かったことがない。あのときも、あのときも、あのときも、辛いと思ったら逃げてしまった。そうしたら、何にも覆われていない、むきだしの心臓が出来上がってしまった。本来であれば辛いことや嫌なことを受けることによって心臓の周りにはどんどん強い壁ができていくのに、全てを回避していた私の心臓はぷるぷるのままだ。だから少しのことで辛いなと思うし、すぐ逃げるという選択をしてしまう。嫌な道をなるべく回避して進んできたせいで、いまでは選択肢がすごく少なくなってしまった。私がもっと若かったころは、ほんとうに、もっとたくさん道はあったはずなんだ。そうして新しい仕事のことを考えると体調が悪くなって、そのたびに皆だったらちゃんと頑張れるんだろうなと思ってしまう。私は働くのが嫌なわけではなくて、よく知らない人たちと一緒に、特に立場が上の人と一緒に、病める時も健やかなるときも、助けたり助けられたりしながら仕事をすることがすごく嫌なんだ。私の中にはちゃんとした私とちゃんとしていない私がいて、いつも喧嘩をしている。どちらかになれたら良いのだけれど、それぞれ心臓を半分こしているので、一方を選んだら私も死んでしまう。今はちゃんとしていない私がすごく苦しそうにしていて、私も一緒に苦しくなっている。もっときちんと辛いことにも向き合ってきたら、どちらかを追い出すことができていたのかな。わからないや。辛いことに向き合ってこなかったので、考えが浅くて何にも答えが出てこない。だからこれから先どんな辛いことが起こるのかも想像できない。