最近よく、本当に辞めてよかったのかなと思うことが多くて、まいってしまう。退職日が近づいてきたので、そろそろ周りの人にも言わなくちゃいけなくなって(辞令はギリギリに出る)、なるべく言いたくなくて後回しにしていたんだけれど、先週くらいからポツポツと、特にお世話になった人たちには伝えるようにしていた。みんな、私が思っているより何倍も、残念そうにしてくれていて、それはきっと引き継ぎで不安な部分もあったんだろうけれど、一年しかいなかったのに、意外と私は皆んなと上手くやっていたみたいだ。人づてでも、私のことを良く思ってくれている人は割といて、まだもうちょっといてもよかったんじゃないのかな、なんて思ったりしている。前に、私の部署はうちの会社の中で異質に見えると言われたことがあって、私は、それに必死について行こうとしてるように見えると言われたことがあった。やっぱり周りから見てもその通りで、私は自分の部署のことは大嫌いだけど、会社のことはそれほど嫌いではなかった。ただどうしても、自分の部署でこれ以上やっていくことは出来ないと思ってしまった。だからきっと、辞める前に他の選択肢もあったんじゃないという意味でもったいない、と言われるんだろうけれど、決断したときは、たぶん、何を言っても無駄だったろうな。さらに言うと、今さらこんなにグチグチ言っているのは、きっと辞めたあとのことが何も決まっていなくて、今よりもずっと悪くなるかもしれないからなんだと思う。今後、今より良い人生ならばこんなこと考えることもせずにきっぱり辞めていける。だから、会社を辞めたことは間違っていなくて、今後が決まっていない問題とごっちゃになってしまってるんだと思う。このまま仕事を続けていたら、ぜったいに頭おかしくなっていたはず。
